「改めて」の敬語表現「改めまして」の使い方・例文
「改めまして」とは「改めて」と丁寧語の「ます」をくっつけた表現になります。
「改めまして」という言葉の意味は「気を取り直して、再度行う際などに用いる言い回し。」、「心機一転を図ってもう一度○○すること」、「さっきまでのことは置いといて、もう一度行います」という意味になります。
「気を取り直して」「新たな気持ちで」「心機一転」という意味で、それまでの流れや気持ち、話題を切り替えて再び始めるときに使います。
「改めまして」にはそもそもの「改めて」という言葉の意味には、「さらに」「後ほど」「別の機会に」「正式の機会において」「新たに」「今さらそのように」などの意味合いがありますので、敬語表現になっても「新たな気持ちで」という意味のニュアンスが含まれます。
丁寧語、敬語として表現することにより、今まで説明した「改めて」とはにニュアンスが異なりますので注意してください。
- 改めまして、こんばんわ。
- 改めまして、ご結婚おめでとうございます。
- 改めまして、ご足労感謝致します。
- 今回のミスは改めまして、深く反省しております。
「改めて」と「改めまして」の違い
「改めて」は「また別の機会に」や「再度」というように未来にもう一度行動する意味合いが強いです。
改めて伺う
今、伺ってるが未来に再度伺う場合
「改めまして」は、一度行ったことを再度、もう一度行う」という「現在にもう一度行う」という意味合いが強いです。
改めまして、おめでとうございます。
さっきおめでとうと言ったが、再度、正式にもう一度言う場合
「再度行動する」ということは同じですが、時系列が違うのが良くわかります。
「改めて」と「改めまして」は微妙に意味のニュアンスが違いますので、使い方に気を付けましょう。
「改めて」の例文・言い回し
「改めて」を使った言い回しは日常的にもビジネスシーン、ビジネスメールでもよく使われます。具体的にどのような文例があるかみてみましょう。
改めてご連絡いたします
ビジネスのメールや電話での応対に使える言い回しになります。
- 確認の上、改めてご連絡いたします
- 来週、改めてご連絡いたします
- 発送が完了しましたら、改めてご連絡いたします
- 進展がありましたら、また改めてご連絡いたします