「大過なく」という言葉は、よく定年退職の場面や退職・退任のスピーチで使われます。よく間違われるのが、「大禍」という言葉と間違えられます。気を付けましょう。
よく使われる表現
- 大過なく過ごす
- 大過なく生きる
- 大過なく終わる
- 大過なく乗り切る
「大過なく」は挨拶文でもよく使われる言葉です。「大過なく」を正しく理解していないと間違った使い方をしてしまいますので、今回は、「大過なく」の意味などを例文を交えてご紹介します。
「大過なく」の読み方
まずは、「大過なく」の読み方をご紹介します。
「大過なく」の読み方
- 「大過なく」
- 「たいかなく」と読みます。
漢字字体は難しい漢字ではないですが、あまり日常的に使う言葉ではないので、読めない人が多いです。これを機に覚えておきましょう。
「大過なく」の意味
まずは、「大過」という言葉の意味を見ていきましょう。「大過」という言葉は2つの意味があります。
「大過」の意味
- 1.大きなあやまち。ひどい失敗。
- 2.きわめて大きいこと。すごく大きいもの。
「大過」に「無い」という言葉をつけて「大過なく」となります。
「大過なく」の意味
- 1.大きなあやまちが無かった。ひどい失敗が無かった。
これで「大過なく」の意味を理解できたことでしょう。
「大過なく」の使い方
「大過なく」はよく定年退職した時に、送別会などでのスピーチなど時候の挨拶などで、退職を報告する手紙を書く時によく使われます。