- ささやかではございますが、感謝の気持ちとして、心ばかりの品をお贈りさせて頂きます。
「ささやかですが」と「心ばかりの」という言葉は意味合いが近いので、一緒に使う場合はシチュエーションを考える必要があります。
「ささやかながら」という1語で2つの意味を表すこともできるので、迷った時は「ささやかながら」という言葉を使うのも賢い方法です。
「ささやかですが」の例文
冒頭でも記述したように「ささやかですが」という言葉は色々なシーンで使われる言葉です。どのように使われるか例文をご紹介します。
- つきましては、ささやかですが、本日お祝いの品をお送りいたしました
- ささやかですが、感謝を込めて花束をお送りします
- ささやかですが感謝の気持ちです
- ささやかですが、食事を用意いたしました
- ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます
- ささやかですが、○○様の送別会を開かせて頂きます
- ささやかですが、小宴をもうけました。おいそがしい中と存じますが、ご出席くださいますよう、ご案内申し上げます
- ささやかですが、お召し上がりください
お土産を渡す時の例文
皆さんもどこかに旅行に行った時などは、その土地のものを日頃からお世話になっている方へお土産として買っていくことがあるでしょう。お世話になっている人へ気を使わせないよう「ささやかですが」という言葉をうまくえるように例文をご紹介します。
- 以前、○○様が海産物が好物とお聞きして、偶然、旅行先でおいしそうな海の幸に出会いましたので、ささやかですが、日ごろの感謝の気持ちを込めてお送り致します。
- 先日行った北海道旅行でおいしそうなカニをみつけたので、いつもお世話になっている○○様にささやかですが、お送りさせて頂きます。
- 先日の東京出張で部長の好物の鳩サブレを買ってきました。ささやかですが、お召し上がりください。
プレゼントを贈る時の例文
皆さんも誕生日プレゼントを贈ることがありますよね。その時友達同士であれば「おめでとう」と言いながら気軽に渡せることでしょう。
これが尊敬する部長、社長と目上の方に渡す時に「おめでとうございます」だけでは仰々しくなってしまいます。年下からのプレゼントは受け取りにくいものですので、ここで「ささやかですが」という言葉を使い、相手に受け取りやすくさせるのが気遣いというものです。
- 社長、お誕生日おめでとうございます。ささやかですが、プレゼントを用意させていただきましたので、お受け取りください。
- 部長、誕生日おめでとうございます。ささやかですが、プレゼントを受け取って下さい。
お礼をする時の例文
誰かにお礼をする時というのは、誰しもあることでしょう。サッカー教室でお世話になったコーチなど、本当にお世話になったなという時は、気持ちから何かを送りたくなるものです。
他には単純にお中元、お歳暮を頂いた時にお礼を込めてお返しの品を贈るのがマナーというものです。
こういったお礼をする時に「ささやかですが」という言葉を添えて品物を贈ります。どのような例文があるのか見て行きましょう。
- ○○コーチには息子が本当にお世話になりました。中学に上がってレギュラーを取れたのも○○コーチのおかげです。息子と一緒に選んだトレーニングウェアです。ささやかですが、お受取り下さい。
- 先日は、お中元をお送り頂きまして、誠にありがとうございます。ご返礼としまして、日ごろより感謝の意を込めまして、ささやかな品ですが、どうぞお納めください。
送別会を催す時の例文
会社に勤めていると人が新しく入ってきたり、逆に辞めていったりします。その際に歓迎会や送別会が催されます。