職場の上司に嫌味を言われるとイラッとくるものです。突然グサッと嫌味を言われたり、ネチネチしつこく嫌味を言われたり…ひとくちに嫌味といってもその形は様々です。
嫌味を言う上司は
- ネチネチ・・・言う
- チクチク・・・言う
- 繰り返して・・・言う
- 何度も・・・言う
なんにしても不愉快であることに変わりはありません。また相手が上司だと、その職場や部署から離れない限り、ずっと嫌味を言われ続けることになります。
プライベートでの人間関係のように「もう嫌味を言われるのはこりごりだから絶縁!」とできないのが、これまた悩ましいところです。そこで今回は、職場の上司に嫌味を言われた際の対処法をお届けします!
あえて笑顔で対応
嫌味を言われて愉快な気分になる人などまずいません。そのため上司に嫌味を言われると、多くの人が不快な気持ちを表面に滲ませがちです。
傷付いた表情や怪訝なオーラなど、不快な気持ちの表し方は人それぞれでしょう。しかし、そのような態度をとるとかえって逆効果です。
あなたが不快になればなるほど、嫌味を言う上司は愉快になるからです。「性格歪み過ぎでは?」と思うかもしれませんが、嫌味を言って楽しむ上司は得てしてそんなものです。
そのため、こうした上司には「笑顔で対応」が一番です。傷付く素振りも怒った表情も見せず、ニコッと笑い返しましょう。
思ったような反応が得られないと、上司は「なんだ…面白くない」と感じます。嫌味を華麗に受け流し、一切動じずニッコリ笑えば、上司の気分を一気に下げることができる…というわけです!不快になってもグッとこらえ、あえてニッコリ笑ってやりましょう。
相手の言葉を淡々と繰り返す
上司から嫌味を言われたら、その言葉を繰り返してみるのも良い対処法です。いわゆる「オウム返し」というやつです。ただ、いかにもバカにしたような感じで繰り返すと、「なんだその態度は」と上司がキレる可能性大です。
そのため言葉を繰り返す際は、あくまで「淡々と」を意識してください。決して感情的にならず、淡々と上司の言葉をオウム返ししてみましょう。あるいは
- そうですね
- はい
- いいえ
など、とても簡単な返事をひたすら繰り返すのもアリです。こうしたあまりにも素っ気ない対応だと、さすがの上司もやりにくさを感じます。「何を言っても淡々としている…」と思えば、嫌味を言う気力も失せるというものです。
まともな人にこのような対応をするのはもちろんNGです。が、しょっちゅう嫌味を言ってくる最悪な上司には、これくらい機械的な対応でOKです。
なるべく距離を置いて接する
職場の嫌味な上司が、社長などトップに位置する人から「その性格は問題だよ」と注意されたとします。その場合、社長の前では嫌味を慎み言動に気を付けるでしょう。
しかし、部下など自分より弱い立場の者には、嫌味を言い続けることが多々あります。要は偉い人の前で猫を被っているというわけです。人の性格というものは、そう簡単に直りません。
もちろん自分でしっかり気を付ければ、徐々に改善していくことは可能でしょう。ただ、今までずっと日常的に嫌味を言っていた人間が、指摘されてすぐに直せるとは考えにくいです。
即ち、根本的な性格改善を望むのは非常に難しい…と言えます。そうなると、「ああ、こういう人なんだな」と諦めることも大切です。そして変わることが期待できないのであれば、
もう距離を置くしかないです。もちろん職場で共に仕事をするわけですから、完全に接しないのは無理でしょう。ただ、最低限のやりとりだけを行い、なるべく距離を置くことならギリギリ可能です。
素っ気無い対応を心掛けよう
素っ気ない対応を心掛けることで、より一層距離を置くことができます。できるだけかかわらないようにすれば、必然的に嫌味を言われる機会も減ります。もうどうしようもないな…と思ったら、とにかく距離を置き、上司の存在を忘れるようにしてみましょう。