「ご繁栄」
「ご繁栄」は「ごはんえい」と読みます。
意味は「豊かにさかえること。さかえて発展すること。」でこれらを願って手紙の挨拶の言葉としても使います。
「ご繁栄」を使った例文
- 今後のご繁栄をお祈りします
- 本年一年の、ますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます
- 季夏の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます
- 皆様の更なるご発展とご繁栄をご祈念申し上げます
- 拝啓、霜寒の候、貴社益々のご繁栄のこととお喜び申し上げます
お礼状を書く時「ご壮健」の使い方
お礼状を書く時によく「ご壮健」という言葉を挨拶で使います。
お礼状を送る時はお歳暮やお中元をもらった会社にお返しとしてお礼の文書を送る場合です。この時お返しの贈答品も送るとよいでしょう。
「ご壮健」を使ったお礼状の例文
-
拝啓
盛夏の候、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは結構なお品をご恵贈くださり、ご厚志誠にありがとうございました。
平素から多大なご芳情に深く感謝申し上げ、有り難く拝受させていただきます。
貴社のご発展と皆さまのご健勝をお祈りいたしますとともに、
今後とも変わらぬご厚誼のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
暑さ厳しき折、皆さまどうぞご自愛くださいませ。
まずは、略儀ながら書中をもちましてお礼申し上げます。
敬具
ビジネスにおける「ご壮健」と「ご健勝」の違い
本来「ご健勝」とは個人に向けて使う挨拶の言葉になります。会社単位に向けては使わないというルールがあります。
会社単位に向けて使う挨拶の言葉は「ご繁栄」「ご隆盛」「ご清栄」「ご隆昌」など、繁栄を願う言葉が使われるのが、通常です。
現代では、ルールはあまり気にされなくなり、挨拶の定型文として、「ご壮健」「ご健勝」が使われるようになりました。「ご壮健」「ご健勝」の意味合いに今後の繁栄を願うというニュアンスも含まれるようになりました。